講話

教集21 昭和二十八年四月二十七日(1)

四月二七日  昨日、一昨日と大乗、小乗について話しましたが、それについて今度の総選挙の結果、一番意外に成績が良かったのは社会党の左派です。それから悪かったのは改進党です。これはなぜかというと、つまり大乗と小乗の現われです …

教集21 昭和二十八年四月二十七日(2)

▽前節から続く▽  それについての例ですが、映画のときに長唄の吉住小三郎という人がよく来て、私の隣に並んで坐って映画を見て いるのです。ところがそれを気にする人があるとみえるのです。こうだろうと思うのです。「なんだ、明主 …

教集21 昭和二十八年四月二十七日(3)

▽前節から続く▽  昨日、谷川徹三という人と報知新聞の記者が来て、半日ばかりいろいろ話しましたが、ばかに美術が好きで、非常に研究して明るいのです。私もたいへん勉強になりましたが、そのときに実際救世教というのは変わっている …

教集21 昭和二十八年四月二十七日(3)

▽前節から続く▽  昨日、谷川徹三という人と報知新聞の記者が来て、半日ばかりいろいろ話しましたが、ばかに美術が好きで、非常に研究して明るいのです。私もたいへん勉強になりましたが、そのときに実際救世教というのは変わっている …

教集21 昭和二十八年四月二十七日(4)

▽前節から続く▽  それから箱根の美術館は去年とはよほど違いましたが、ただ五月までは去年と著しく違ったところは外国美術を並べたことです。それから来月は一八日に私は箱根に越しますが、このお祭りがすんでから浮世絵展をやります …

教集21 昭和二十八年四月二十七日(5)

▽前節から続く▽  美術館も日本の有識階級や外国などにもだいぶ分かってきたようですから、今年はそういう人たちがずいぶん来るだろうと思ってます。外人が日本に来ても日本美術が見られないで、かえって油絵などの美術館のほうが多い …

教集21 昭和二十八年五月五日(1)

 アメリカに行っているAという人の第二信が来ましたが、あっちもなかなかおもしろそうなのです。それを読ませます。   (「米国通信」(二)朗読)  お蔭詰もありますが、日本よりかよけいなおるくらいです。精神病が二人ばかりた …

教集21 昭和二十八年五月五日(2)

▽前節から続く▽  それからこの間、女の人の病気についてちょっと話したところが、聞くところによると、女の人はたいへん喜んだそうです。ああいうことを教えてくださるとたいへん参考になるというので、評判が良かったのです。この間 …

教集21 昭和二十八年五月五日(3)

▽前節から続く▽  それから結婚を嫌う娘さんの原因は、霊的では、つまり龍神の生まれ変わりになってますが、これもあります。けれども龍神の生まれ変わりの龍女はごく少ないので、たいていは病気なのです。病気のうちでも一番の原因に …

教集21 昭和二十八年五月六日(1)

 アメリカに行っているAという人から報告が来て、だいぶ成績が良いです。まだ日本人だけですけれども、もう少したつとアメリカ人のほうにも拡がるだろうと思ってます。あの人は、かたわら絵をやりながらやってますが、もう二、三カ月に …