講話

教集21 昭和二十八年四月十六日(4)

四月一七日  私がこの間京都に行きましたときのその主な目的は、仏滅、つまりいよいよ仏教が滅するという時期になって、その救いです。どういう方法で救うかというと、まず物質的に言えば、京都、奈良にたくさんお寺がありますが、その …

教集21 昭和二十八年四月十七日(2)

▽前節から続く▽  それからもう一つは各寺にいろいろな仏像がありますが、その仏像それぞれに、みんな霊界で修行を積んだ名僧知識の人の霊が憑っているのです。しかし憑っていると言ったところで、観音、釈迦、阿弥陀といろいろありま …

教集21 昭和二十八年四月十七日(3)

▽前節から続く▽  それからスターリンの死から急にソ連が変わったのです。いわゆる平和攻勢ですが、どうしてこう変わったかということは、新聞やラジオではあんまり説いてありません。あるいははっきり分からないのかもしれないが、こ …

教集21 昭和二十八年四月十七日(4)

▽前節から続く▽  それから病気について、男はそうでもないが、女の、特に頭に関した病気で、まずヒステリーとか憂鬱症とか怒りっぽいとかいろいろありますが、これは男も同じようなものですが、それは下のほうに非常に関係があるので …

教集21 昭和二十八年四月二十五日(1)

四月二五日  昨夜、木原さんを中心にした座談会の報告を読みましたが、最近割合に教修者が少ないということについて、教修者が増えて発展するようないろいろな方法を考えなければならない、ということをいろいろ言ってましたが、それは …

教集21 昭和二十八年四月二十五日(2)

▽前節から続く▽  それについてこういうことがあるのです。私は映画を見るときに、長唄の吉住小三郎さんが私と並んで見ているが、それをたいへん気にする人があるようで、小三郎さんの所に無名の投書がたびたび来るそうです。私は最初 …

教集21 昭和二十八年四月二十五日(3)

▽前節から続く▽  美術館についてちょっと書いてみましたが、しゃべるよりは要領良く書いたつもりですから、いま読ませます。  (御論文「神技の美術館」朗読)〔「著述篇」第一一巻四九一-四九三頁〕  それからいまの共産主義と …

教集21 昭和二十八年四月二十六日(1)

四月二六日  いつも言うとおり救世教の信仰は大乗信仰です。それでよく昔から仏教のほうで出た言葉で「大乗道」「小乗道」というのがあります。大乗小乗と言っても、本当の大乗はいままでなかったのです。大乗小乗は仏教から出た言葉で …

教集21 昭和二十八年四月二十六日(2)

▽前節から続く▽  それについてこういうことがあったのです。それは、吉住小三郎という長唄の師匠が、映画を見るときに私の隣に並んで、始終でもないが、よく来るのです。ところが信者の中に、こういうように考えたのでしょう。「とに …

教集21 昭和二十八年四月二十六日(3)

▽前節から続く▽  美術館についてですが、今年は去年とはよほど変わったつもりですが、それについてそういった経路を書きましたが、これは話しするよりかえってはっきりしてますから、いま読ませます。  (御論文「神技の美術館」朗 …