講話

教集20 昭和二十八年三月二十六日(1)

三月二六日  『アメリカを救う』『結核信仰療法』と次々に出ましたが、つまりこれから、言葉は弱いが、いろいろな文化的のものを根本的に壊してしまうのです。そうして本当のものを知らせるということです。これを一口に言うと、いまま …

教集20 昭和二十八年三月二十六日(2)

▽前節から続く▽  それから病気のない世界という基礎的の仕事をしながら、今度はほかのいろいろなこともだんだんにやって行きます。二三日、二四日は教育のことについて話し、昨日は政治のことを話しましたが、そのほかに経済とか社会 …

教集20 昭和二十八年三月二十六日(3)

▽前節から続く▽  そういうようで、救世教がやることは宗教ではないのです。一口に言えば世界の文化革命です。それをやるについては宗教的にやるのが一番良いのです。一番やり良いのと、結果が良いのです。というのは、根本である霊が …

教集20 昭和二十八年三月二十六日(4)

▽前節から続く▽  政治も、いまの政治界の有様を見ると、しようがないのです。悪く言えばみんなお神楽でも踊っているようなもので、みんな馬鹿踊りを踊っているのです。事実、吉田さんは「馬鹿野郎」と言ったのだから、馬鹿踊りに違い …

教集20 昭和二十八年三月二十六日(5)

▽前節から続く▽  その話はこのくらいにして、美術館についてちょっと話します。美術館は別館があらかたできて、ふつうは去年と同じに六月から開館するつもりだったのですが、箱根の旅館や電鉄のほうで、早くやってくれと頼むし、その …

教集20 昭和二十八年三月二十七日(1)

三月二七日  春の大祭は今日でおしまいになりますが、だいたい去年より三割くらい増えてます。これでまだ制限しているのだそうですから、ふつうならもっとずっと多いわけです。この分で行けば来年はもっとずっと増えますから、そこであ …

教集20 昭和二十八年三月二十七日(2)

▽前節から続く▽  最近ハワイに樋口さんが行ってやってますが、非常に成績が良いのです。おもしろいように信者ができるので、むしろ一人では手がまわらずに弱っているくらいです。そうしてだいたいハワイの基礎を作って、五月にロサン …

教集20 昭和二十八年三月二十七日(3)

▽前節から続く▽  それから出版ですが『アメリカを救う』はだいぶ結果が良くて、まだ売れているようです。これはだいたいアメリカが目的ですが、日本は手近ですから、ついでといったようなわけでやっているのですが、成績はだいぶ良い …

教集20 昭和二十八年三月二十七日(4)

▽前節から続く▽  それでだんだんやっていくと、宗教つまりキリスト教と対抗するような形になっていくわけです。一番脅威を感ずるのはカトリックです。こっちが発展してくるに従って、これがたいへんだろうと思います。本元はローマ法 …

教集20 昭和二十八年三月二十七日(5)

▽前節から続く▽  それについては、病気をなくし、自然農法によって主食を増産するということ以外に、だんだん政治、教育、経済、社会制度とか、生活上のいろいろなことについても革命的に書いていくのです。それで病気の論文を私は書 …