講話

教集18 昭和二十八年一月三日(6)

▽前節から続く▽  箱根の美術館はいま別館をこしらえ始めました。そうして今年の五月から浮世絵展覧会をやろうと思ってます。それで今度できる別館というのは、陳列をする室は五間に八間の四〇坪のものですから、かなり並べられます。 …

教集18 昭和二十八年一月三日(7)

▽前節から続く▽  箱根の神仙郷はそれでだいたい完成です。それが写って、今度は熱海の瑞雲郷がどんどん進むわけです。それでいずれ熱海にも美術館を造るつもりですが、これはだいたい箱根の三倍くらいにしようと思ってます。敷地がせ …

教集18 昭和二十八年一月五日(1)

 秩父宮様がお亡くなりになったことについて思い出されることは、私はたしか二度か三度頼まれたことがあるのです。それで一度は話がほとんど決まったのですが、フッと消えてしまったのです。それはああいう人は周囲がなかなか警戒してま …

教集18 昭和二十八年一月五日(2)

▽前節から続く▽  それから浄霊について話したいことは、いつも力をぬけということを言いますが、力をぬくというだけでは足りないのです。というのは、みんな「一生懸命」にやりますがそれがいけないのです。「一生懸命」にやるがため …

教集18 昭和二十八年一月五日(3)

▽前節から続く▽  『アメリカを救う』という本はできましたが、今度書く本は、今度は日本人を救うというか、そういうような意味で、できるだけ分かりやすく書きます。お蔭話のうちで、私が批評を加えたのがありますが、それが七、八十 …

教集18 昭和二十八年一月六日(1)

今度秩父宮様がお亡くなりになったことで、私は思い出したのは、あの方に二度か三度頼まれたことがあるのです。無論私は快諾して、話はかなり進んだところまでいきましたが、それっきり音沙汰がなくなったのです。そういうことがよくある …

教集18 昭和二十八年一月六日(2)

▽前節から続く▽  だからなにごともうまくいかない、間が悪い、ということはすべてその人の霊が下にあるからです。つまり霊界の下段にあるのです。その下段というのは薬のための曇りですから、つまり薬が体からなくなるだけいいと思っ …

教集18 昭和二十八年一月六日(3)

▽前節から続く▽  いま読んだとおり、霊が曇ると罪悪を犯すことになります。ところがいまの宗教は罪を犯してはいかんということだけやかましく言って、では罪を犯す気持ちになるというのはどういうわけかということは言えないのです。 …

教集18 昭和二十八年一月六日(4)

▽前節から続く▽  それから注意したいことは、浄霊するのにどうもまだ「一生懸命」にやるきらいがあるのです。この「一生懸命」にやるのが一番いけないのです。「一生懸命」にやると人間の力が加わりますから、できるだけ一生懸命にな …

教集18 昭和二十八年一月七日(1)

 最初にちょっと注意したいことは、浄霊のやり方にどうもまだ力がはいるようなのです。その力がはいるというのは「一生懸命」にやるからです。この「一生懸命」がいけないのです。しかも急病とか患者が苦しんでいる場合には早くなおして …