講話

『御垂示録』二十四号 昭和二十八年九月一日(5)

〔 質問者 〕自然農法のことでございますが、岐阜県のⅠさんの所で、今年は『朝日新聞』の農業コンクールに参加しました。これは三反以上ないと参加できませんので、二反しかありませんため、さらに一反を買い受けました。 【 明主様 …

『御垂示録』二十四号 昭和二十八年九月一日(6)

▽前節から続く▽  いま私は「医学封建」という論文を書いてますが、ちょうどこれは封建思想と同じことです。新しいどんなに病気を治す方法を発見しても、医学以外は駄目だと言って、医学にかじりついて、他のものはみんないけないと言 …

『御垂示録』二十四号 昭和二十八年九月一日(6)

〔 質問者 〕最近の新聞で、ユーゴ、イタリアの問題、イギリス、北海道の問題がありますが、これらはなにか意味があるものでございましょうか。 【 明主様 】ユーゴとイタリアは小さな問題です。だいたいユーゴという国が小さな国で …

『御垂示録』二十四号 昭和二十八年九月一日(7)

〔 質問者 〕天候が悪いときには浄化が促進するということを聞きますが。 【 明主様 】それは昔の人が言うことです。陽気が悪いから体に気をつけろとか言います。   〔 質問者 〕病気が悪化するというのでなく、そういう概念で …

『御垂示録』二十四号 昭和二十八年九月一日(8)

〔 質問者 〕魂と精神作用と体との関係でございますが、頭が悪いのでうまく申し上げられませんが。 【 明主様 】私の本に三段になっているということを書いてあるから、それを見たら分かります。   〔 質問者 〕神経作用が心の …

『御垂示録』二十四号 昭和二十八年九月一日(10)

〔 質問者 〕そういう観念のことで、以前先輩から聞いたことがありますが、体の百分の一が心になり、心の百分の一が魂になるということでございますが。 【 明主様 】それはでたらめです。百分の一どころか、体全体が心なのです。も …

『御垂示録』二十四号 昭和二十八年九月一日(9)

〔 質問者 〕記憶力、推理力、判断力というものは。 【 明主様 】記憶力というのは頭の中で活動するのですが、毒があると、毒のために機関が働かないから記憶力が悪いのです。しかし記憶力というのは必要なだけを記憶していればよい …

『御垂示録』二十四号 昭和二十八年九月一日(12)

〔 質問者 〕理性と感情ということは、正守護神と副守護神との関係でございましょうか。 【 明主様 】関係はありますが、そう言いきることはできません。いつも言うとおり理性を使う所は前頭部で、後頭部は感情です。これが総合して …

『御垂示録』二十四号 昭和二十八年九月一日(13)

〔 質問者 〕本能はどういう働きでございましょうか。 【 明主様 】本能というのはその人の欲望ですから、正守護神の本能もあり副守護神の本能もあります。どっちも本能ですが、いっぽうは善にあたり、いっぽうは悪にあたります。だ …