与えられた御用に最善をつくす

 みなさまが、浄霊<じようれい>と御教えを正しく取次<とりつ>ぎ、最善<さいぜん>をつくすべく努力<どりよく>していたにかかわらず、相手が信仰を離れていく場合もありましょう。しかしそういう場合、けっして取次著の失態<しつたい>ではありません。自分に与えられた人を向上させようとして、真心<まごころ>の行動をとった以上、たとえ、結果<けつか>がどうであろうと、それは、清き行ないとして、神様の帳面<ちようめん>に残ることですから、少しも悔<くや>むことはいりません。

 とにかく、与えられた仕事に向かって最善をつくすことが、惟神<かんながら>であり、生甲斐<いきがい>を感じさせていただけるのですから、不足をいったらすまぬと思います。