絶対の平和論者

 明主様は刀剣を見ることを非常にきらわれ、博物館などへ行かれても、刀剣の陳列部など横を向いて通られました。なぜだろうと思ったところ、『背筋に寒けを感じるのだ』と伺って、理屈ではなく、本能的というところまで争いをきらわれた明主様の、争いをなくすというお心のいかに深かったかということ、絶対の平和論者であられたという、そのお心の奥を見せていただいたようで、恐縮したことがあります。