終戦後まもなくのころの御面会は、列車も窓から乗らなくてはならないような状態でしたので、あまりにひどい浄化の時は、御面会をご遠慮して、行かないことがありました。必ず御面会のたびに伺っていたのですが、浄化の強い時は、行かなくてもお許しをいただけると思っていたのです。
そして三度続けて行かれなかったことがありました。すると、側近者の奥さんから速達がまいりまして、「先生、今度ご参拝がいただけなかったらだめですよ。実は主人が、先生がご参拝出来ない時は、必ずお詫びしていたんです。そしてきょうのご参拝の時に “明主様もう一度だけお許し下さい”とひれ伏してお願いしたのです。だから、今度来られなかったらだめですよ」と書いてありました。
それで、私は驚いてしまい、それからはどんなことがあっても、ご参拝させていただくようにいたしました。
そうしたら、明主様が、『夜中になっても着かなければいけない』とおっしゃられました。