明主様というお方は、万事にこだわりがなく、カラッとしておられ、たとえば、「私どもには、それは出来ません」と申し上げたような場合、明主様は、『わたしだって人間だよ。わたしのやっていることを、あんたたちに出来ないことはないよ』とおっしゃいます。
気どりとか、ポーズをつくるとかいうことがないのです。こんなこともありました。
特別御面会(資格者だけの御面会)が終わって、私どもがまだ帰らないうちに、明主様はもう普段着に着がえられて、ヘコ帯をグルグル巻きながら、お庭へ出て行かれます。そして、職人を指図されるのです。
天真らんまん、ほんとうに純粋なお気持の明主様でした。