常に世の趨勢を注意観察

 明主様は、まだ微々たる小商人のころでも、毎日、新聞雑誌には必ず目を通され、世の趨勢(すうせい)を注意深く観察せられ、よく世界情勢を論ぜられては「おまえはまだクチバシの黄色いくせに、大きなことばかりいう。
そんな余計なことを考えるよりは、自分の商売のことでも考えよ」と、当時の世代を代表するような年長者から、嘲笑せられたほどであったとのことですが、明主様のお胸には、そのようなころから、すでに世界の現実が描かれていたことが知られます。