発熱
医学上発熱の原因として今日行われている説は、既記のごとく発熱中枢なる機能が頭脳内にあって、それがなんらかの刺激によって発生するとされている。又運動に因る疲労の為や肝臓及び腎臓、胃腸障碍その他各所からの発熱に対してはその …
不快感及び嘔吐
ここに不快感といっても一様ではない。重なる症状を記せば嘔気、痙攣、船車の酔、憂欝感等であろう。そうして最も多いのは嘔気である。この原因は脳貧血に因る胃の反射作用と高熱、食物中毒、薬剤中毒、溜飲、幽門狭窄、妊娠の場合等で …
脳疾患
脳疾患は種類が多く脳溢血、脳充血、脳血結栓閉塞、脳卒中、脳膜炎及び結核性脳膜炎、脳貧血、頭痛、眩暈、圧迫感、朦朧感、重量感、焦燥感、憂欝、不眠症、嗜眠性脳炎、脳脊髄膜炎、脳震蕩等であろう。 脳溢血は、頸部又は延髄部に …
不眠症嗜眠性脳炎圧迫感天国の福音憂鬱朦朧感焦燥感眩暈結核性脳膜炎脳卒中脳溢血脳脊髄膜炎脳膜炎脳血栓閉塞脳貧血脳震盪膿充血重量感頭痛
科学篇 主なる病気(脳貧血その他)
次に脳貧血をかいてみるが、これは脳溢血と反対であって、脳溢血は毒血が頭脳に入り、脳の血液が増えるに反し、これは脳の血液が減少の為おこる病気である。ではなぜ減少するかというと、人体は絶えず頭脳に向って、送血されているので …