神憑り
昔から神憑りなるものはすこぶる多く、その種類も千差万別である。そうして現代識者といわれるほどの人等は全然迷信と片付け一顧だも与えないばかりか、神憑りなる言葉さえ嘲笑的意味にしか使用されないのである。しかしながら私の研究 …
病気と霊
病気とは浄化作用の発生とその過程である事は詳細解説した通りであるが、ここに霊に因る病気の相当多い事も知る必要がある。これ等も昔から相当唱えられて来た事で、特にある種の宗教のごときは病原のほとんどは霊作用としている位であ …
肺結核
医学上、結核は病菌の感染に因るとされているが、実際はさきに説いたごとく誤れる医療の為と、今ここに説くところの病霊に因るというこの二つが真の原因である。 まず一家庭内において子女の一人が結核に罹って死亡する。と間もなく …
精神病
精神病は全くの霊的病患であるが、ただ発病の動機は、肉体的毒素の誘引による事がそのほとんどである。まず原因から説いてみるが例外なくこの病気は不眠の持続からである。不眠の原因は内的と外的との二種あってまず内的より説くが、そ …
癲癇
癲癇は、精神病と等しく原因は憑霊であるが、ただ異る所は癲癇は一時的発作的である事と、その症状が多種多様である事とである。そうして癲癇のほとんどは死霊の憑依であるから、発作するや死の刹那の状態を表わすのである。譬えばよく …
小児麻痺
この病気は真症と擬似と両方あるが、医学ではその区別を知らず混同している。しからば真症とは何か、というと、原因は霊的で、その多くは脳溢血で急死した霊の憑依である。したがってその症状は脳溢血と同様で言語不能、半身不随等であ …
胃癌
この病気も既記のごとく真症と擬似とがあるが、真症だけを書いてみる。真症はほとんど霊的原因で、最初胃部に固結が出来るが、気の付かない位小さいものが漸次膨大し、拳大又はそれ以上に及ぶものさえある。そうして固結が胃部又は幽門 …
カリエス
カリエスは大体脊髄カリエス、肋骨カリエス、腰骨カリエス等である。なかんずく脊髄カリエスは脊柱彎曲が特徴で、重症はかの傴僂となる。発病の場合、医療は脊柱の彎曲を防ぐ為、胴体にギブスを嵌め仰臥させしむるが、幾分の効果はある …
眼病
眼病にも霊的原因が相当ある。最も多いのは失明の原因が蛇霊の憑依である。それは蛇を殺す場合、多くは急所として頭脳を打砕くから、眼球も共に滅失するので、それが憑依する以上盲目となるのである。その他夜盲症、一名鳥眼は鳥類の霊 …
聾耳、便秘、ジフテリア
聾耳は霊的原因に因る事が多いのである。一は前生において、変死による鼓膜の喪失が、霊界において完全に復せずして早生する場合と二は木龍の再生又は憑依である。既記のごとく木龍は樹木の憑依霊で、それが伐り倒された場合、その当事 …