私の光
私は仏教について、今まで何人も説かなかった色々の事をかいて来たが、もちろんこれは神示によって知り得たものばかりで、読む人は驚異の眼を瞠るであろう。とすれば何故神は今日までそれを明かにせられなかったかというと、全く時節の …
善の英雄と悪の英雄
昔から各時代、各民族には幾多の英雄、豪傑、聖者、偉人等が出たが、これ等頭角を現わした人々の事蹟を冷静に検討してみると、大体において二つの型がある。まず一の方は人の目をそば立て、歴史に遺るような大きな事蹟を残した英雄、豪 …
御説教
昔から宗教と名のつくものは、例外なく戒律が主となっており、それを御説教によって論えたのは誰も知る通りであるが、我メシヤ教に至っては、御説教が非常に少ないのは信者も知る通りで、これに対し幾らかの疑問を有っている人もあるで …
第三次戦争は果して有る?
標題についての質問はよく受けると共に、今日世界人類の誰もが、これ程痛切に知りたいと思う問題はないであろう。事実見ようによっては有りそうでもあり、無さそうでもあり、これ程の大問題でありながら、迷わざるを得ない有様である。 …
運命は自由に作られる
これから運命についてかいてみるが、ここで知っておかねばならない事は、世人はよく宿命と運命とを同一にしている事である。しかしこれは全然違うのでそれをかいてみるが、宿命とは生れながらに決ったものであるが、運命の方は人間次第 …
最後の審判
キリストの曰われた最後の審判というのは、何か恐ろしい事が突如として起り、それによって信仰なき者は亡び、信仰ある者は助かるというように、至極簡単に割切っているが、そういう事はないとも言えるが、有るとも言えるのである。とい …
私が神様を拝まぬ理由
私は神様を拝んだ事がないのは、信者はよく知っているが、恐らく昔からあるどんな宗教の教祖でも、そういう例は絶対ないであろう。という訳で信者の中でも疑問に思う人もあるであろうから、ここにかいてみるが、元来私という者は、神格 …
世界夢物語(二)
私は『栄光』新年号に、標題のごとき論文をかいたので、信者は誰も読んだであろうが、最近に至ってアイゼンハゥアー元帥は、着々としてあらゆる積極的な手を打ち始めたのは、外電によって段々分って来たが、それについて言いたい事は、 …
薬が不幸を作る
薬については今まであらゆる角度から検討して来たが、薬と不幸の関係については、まだ余り詳しくかかないような気がするから、ここにかいてみるのである。そもそも人間の幸不幸の原因はどこにあるかというと、もちろん霊界にあるので、 …
天国的宗教と地獄的宗教
まず宗教についてありのままをかいてみれば、今日までのあらゆる宗教は、ことごとく地獄的宗教といっても、あえて侮言ではなかろう。何となれば重立った宗教程、開教当時蒙った法難、受難に悩んだことは例外ない程で、宗教に法難は付物 …