医学革命の書

薬の逆効果 薬毒論と代謝

 次に薬の逆効果をかいてみるが、再三述べたごとく、今日まで広い世界に薬で病が治った例しは一人もない事である。もちろん治るという事は、手術もせず薬だけで再びその病気が起らないまでに根治する事であって、これが本当の治り方であ …

S28医学革命の書喘息

健康の自由主義

 病気とは体内浄化作用であり、それに伴う苦痛をいうのであるが、これを逆の意味に解し、浄化停止を以て治病の方法としたのが医学の考え方であった。そうしてこの停止手段としては、身体を弱らすに限るから、薬と称する毒を用いたのであ …

S28医学革命の書

人間の寿命

 病気とは体内保有毒素の自然排除作用の苦痛であり、言わば体内の掃除であり、浄血作用である事は分ったであろうが、この理を知ってその通りを守れば益々健康となり、百歳以上の長寿も敢えて不可能ではないのである。というのは言うまで …

S28医学革命の書

結論

 今まで説いたところによって、読者は大体の概念は得られたであろう。これを最も大乗的にいえば、今までの医学は人智から生まれた医学であり、本医学は神智から生まれた医学であるといったらよく判るであろう。すなわち前者は病原を固め …

S28医学革命の書