神前の無礼は許されぬ

 いつか、観山亭の床の間に明主様のお描きになりました観音様を、明主様のご指示によって、お掛け替えしたことがあります。

 その時私は、和服姿で素足のままお掛けいたしました。

 その様子を明主様がごらんになられて、『おいおい、おまえ、神様をお祀りするのに、素足とはなんという無礼だ。ちゃんとタビを履いて礼儀をつくせ』とご注意いただき、恐縮したことがあります。