人間は、神さまに子が親を恋<こ>い慕<した>うごとき情動<じょうどう>でつながっておるものであります。このように、人間が神さまを恋い慕う心と、神さまが人間をわが子のように愛し、慈<いつく>しみ給う心とが、ひとつに融合したときこそ、信仰の極致<きょくち>であり、法悦境<ほうえつきょう>であります。信仰は恋愛<れんあい>の心とよく言われますのもここにあるのであります。
「栄光 三七一号」
人間は、神さまに子が親を恋<こ>い慕<した>うごとき情動<じょうどう>でつながっておるものであります。このように、人間が神さまを恋い慕う心と、神さまが人間をわが子のように愛し、慈<いつく>しみ給う心とが、ひとつに融合したときこそ、信仰の極致<きょくち>であり、法悦境<ほうえつきょう>であります。信仰は恋愛<れんあい>の心とよく言われますのもここにあるのであります。