昭和二十四年三月一日 講話(5) 地天03 「妙智之光」
ここで注意したいことがある。それは仏事はどんな古い先祖でもするほどよい。また長男だけが祖霊を祭り、次男以下は祭らないのがあるがこれはよくない。霊界人となってもやはり現界と同様親子兄弟の情は同じことで、自分の子供のどの家へでも行けるようにありたいわけだ。従って、次男も三男も全部祭るべきである。
位牌が多くて始末に困るときは面識ある祖霊はそれぞれに位牌を作り、面識のない祖霊は先祖代々にまとめてよいのである。
昭和二十四年三月一日 講話(19) 地天03 「妙智之光」
〔 質問者 〕脊髄カリエスは巫子<みかんこ>などにより先祖の因縁を調べたほうがよろしいでしょうか。
昭和二十四年五月二十五日 講話(8) 地天04 「妙智之光」
〔 質問者 〕憑依霊は副霊の働きの強いときに憑依するでしょうか。また憑依する霊は先祖に関係あるでしょうか。
昭和二十四年十二月二十日 御講話(13) 地天11 「妙智之光」
〔 質問者 〕七月二日に北条家伊達家の御位牌を祀ってほしいとの霊が憑りましたので、お祀りしてある信者ですが、数日前また憑霊状態になり、北条家のお墓参りをしてほしいとのことですが、実行しなければいけないものでしょうか。御位牌は家のお仏壇の中に一緒に「北条家先祖代々之霊位」と「伊達家先祖代々之霊位」を、お祀りさせていただいております。このたび受教いたしましたら九月二八日霊憑り状態になり、室中に蛇が見え、自分の身体にも蛇が巻きつき苦しかったと平常に戻ってから申しておりました。北条家の霊となにか関係がありましょうか。
昭和二十四年十二月二十日 御講話(19) 地天11 「妙智之光」
東北の人に訛が多いのは、人種的な関係である。東北には古代、アイヌ族が長い間住んでいた。東北地方にはアイヌ名の地名が多いにみても分かる。また東北人は概ね体が大きい。というのはアイヌの先祖はコーカサス人で、古代において日本へ侵略して来たものであるからである。すなわちソ連の系統で、歴史にみる八十梟帥、川上梟帥、長脛彦などのごときはそれで、神武天皇に征せられた匪族はこのアイヌである。彼らが圧迫された怨みの系統が現代の共産党の熱心な主導者に生まれている。先祖のこういう霊的の関係もあって共産党は天皇に反感をもっているのであるからなかなか深いものである。
昭和二十四年七月三十日 御講話(17) 『光』二十号 「超人的の業」
〔 質問者 〕(一)先祖の法事をするのは祖霊を慰めるゆえ善いと聞いておりますが本教の信者はいかなる方法でしたらよいでしょうか、従来通りでよいものでしょうか。また過日岡山県で次のようなことがありました。先祖の法事に際し墓参りに行く途中自動車が断崖より転落して一人は死亡し、僧侶は左手切断、他の人も全部負傷し、一五名中本教の信者のみ一人無事でありました。なにか霊界からの暗示を受けたように思いますが、法事の際かかる惨事が起きるということは、なにか祖霊の気に入らぬことでもあるのでしょうか。
昭和二十四年一月一日 実生News一月 (5)
逆睫毛は先祖が神仏に無礼をした罪、自分が前世で神仏に無礼をした罪の結果です。眼は日月すなわち神を現わしています。信仰を続け、浄霊をすればやがて癒えます。
昭和二十四年二月一日 実生News二月 (1)
お祀りするのはどこまでも霊本位に為すべきで、主人の霊が日蓮宗を信じているとすれば軽々しく御先祖と一緒に禅宗にして祀るべきではない。しかし光明如来様をお祭りして三年くらい経ってから光明如来様にお願いし、主人の霊にも納得の行くよう伝えてから移せばよい。
昭和二十四年二月一日 実生News二月 (16)
〔 質問者 〕位牌に何々家先祖代々とか、代々霊、代々之霊、代々之霊位、代々之精霊とかいろいろありますが、いずれが一番正しいのでしょうか。また過去帖だけで位牌のない家、または繰位牌の家がありますが、これはいかがでしょうか。
昭和二十四年三月一日 実生News三月 (1)
〔 質問者 〕墓地狭小のため、父の墓石を建てる余地もなく、祖先の墓石も小さいためそれを整理して先祖代々の墓石を新たに建立いたしたいと存じますが、旧墓石をその礎石として使用しても差し支えないものでしょうか。