昭和二十六年九月八日 『御光話要旨』神和会(29)
小児麻痺……原因は霊的で、先祖に脳溢血で急死した霊があって、その霊の憑依である。従って、その症状は脳溢血と同様で、言語不能、半身不随がある。
昭和二十六年九月八日 『御光話要旨』神和会(32)
屏風観音様は先祖を浄めるのであるから、結構なことで、入信する前に未入信者の仏壇に奉斎してよい。
昭和二十六年五月六日 週刊朝日1642 問答有用 徳川夢声 連載対談
それから三角寛も気になるから巫子といいますか行者といいますか、そういうところへいって見てもらったんですな。「ウーム、水が見えるよ。ああハス池だ、これは。おや、弁天さまのお堂があるよ」というわけなんです。それから三角寛は商売がら、池袋に関する文献を片っぱしから読んでみた。『江戸名所図会』てなもんからなにから調べたが、池袋に弁天さまがあったという記録はないんですね。こんどは古老の言を聞いてまわった。そうするとたった一人えらくおじいさんで、先祖代々池袋にいる植木屋さんがいましてね、「あっしの子供の時分にあすこにハス池がござんした。ハス池の中にちっちゃい弁天さまのホコラがありましたよ」っていうんです。
昭和二十七年三月一日 垂録08 (3)
【 明主様 】鼠は別に先祖に関係があるわけはない。だれかが、引き出しに入った鼠を閉めて殺したんだね。
昭和二十七年四月一日 垂録08 (5)
〔 質問者 〕先祖より大きな墓石を作りました場合には。
昭和二十七年六月一日 垂録10 (3)
【 明主様 】少しはあります。四、五点ありますね。ああいうのは相場を知らないでしょう。だから高くさえあればいいと思って、つまりそういうものは……古い良いものはいくら高くても売れるというような、おかしな錯覚になっちゃうんです。そういうのはたくさんあります。まるで、今戸焼の泥人形みたいなものが一〇〇万円とか、絵なんかも二〇〇万円だとか三〇〇万円だとか……素人はしようがないです。だからいつも言うんですが、つまりメシヤ教の教祖といったら、金がうんとあって、赤ん坊みたいなものだというように言っている。人を馬鹿にしている。この間ももらってもしようがないようなものを、それを五〇〇万円という。そういうのがたくさんありますね。月に一人や二人はきっとあります。こっちに来る少し前に熱海で、一人の信者の人が紹介したんですが、その人は、たいへん大事にしている曼陀羅ですね。掛物の大きいのね。曼陀羅を写したものなんです。刺繍みたいにね。そういうものをもらってもしようがないですね。汚い変な物でね。それから支那の六朝仏といって持ってきたが、支那の割合に新しい……乾隆のものですね。真鍮みたいにピカピカ光った、坊主の像みたいなものですね。曼陀羅なんか人に譲るというのはもったいないと、先でお祭りかなにかして、京都から東京に持ってくるのに、割れたり損じたりしたらいけないというので、自動車で来た。ところがこれと思うのは一つもないんですよ。もらってもしようがない。それでガッカリして、なんでも一つもらってくれという。寄付をするというんです。ところがもらうものがないんですが、花生けがあったんです。あれなら無事なものだからと、それでももらっておきなさいと、もらっておいたんです。それに似たようなことがよくあります。以前川崎のほうから来たので、掛物だとか道具だとか五、六十点ありましたが、川崎では一番豪の者なんです。番頭かなにかで三人で来ましたが、見ると一つもないんです。夜店の物のみですね。本当のことを言ったらガッカリするだろうと思いましたね。三代前の先祖が集めたのをとってある……家の宝にしていたんですね。 恭しくしてたいへんなものです。光琳が一つありましたが、贋の物なんです。 本当のことを言ったら失望するだろうと……それを言うのがつらいですから、私は言わないんです。とにかく私の趣味と違うから……まあ、道具屋に見せなさい。道具屋に見せれば、道具屋におどされますからね。そのほうがいいからと言って帰しましたがね。実にかわいそうなものですね。ああいうものは、本当のものはない。めったにないですからね。良いものがあっても、これはというものは百に一つですね。道具屋が大自慢で持ってきて……七、八つ持ってきて、一つあるかないかですね。そういうときには私はしようがないから、一つ預かっておくんです。そうするとその次に、なにか買うようなものを持ってきますから、持ってきたときにそれを返すようにする。それから、返すつもりでいると、たくさん持ってきて買わないでしょう。それで返すつもりでいても、返さないで……そういうこともよくあります。だからとにかく美術館に出るものは、一つといえども……どんなものでも、とにかくどこか値打ちのある所があるんです。
昭和二十七年六月一日 垂録10 (18)
【 明主様 】それはありますよ。それは祖先がなにか事情があって、そういうふうにするんですね。そうすると霊界に行って、霊界で祖先が下の子孫に向かって命令するんだ。こうせよ、と。それも祖霊がそういうことになったのは、事情があったんです。先祖にね。そうしたほうがいい。そうしなければならない、となにか事情があったんですね。それが男ばかり女ばかりじゃ駄目だが、そういう具合に両方いい具合にいくんだからいいでしょう。
昭和二十七年八月一日 垂録12 (22)
〔 質問者 〕戦国時代の一寸八分の木像の観音様を支部長が買い受けましたが、先祖代々伝わっているものだそうでございますが、御開眼お願いいただけますでしょうか。
昭和二十七年八月一日 垂録12 (24)
〔 質問者 〕七代前の先祖が相撲取りで旅の興行先で箱入り娘と逃げ、その母親が泣き明かして。
昭和二十七年八月一日 垂録12 (33)
〔 質問者 〕出張所の責任者が御浄霊のときに、霞のようなものがまとまって人間の形になったものが目に写り「ワシはこの土地の二〇〇〇年前からの先祖だ。これは結構なことではあるが、黙ってしてはならない。一応断ってもらいたい」と言うのでさっそくお参りに行きましたところ、患者がたいへん来るようになりました。そういう場合のお参りの方法はいかがいたしましたら。