昭和二十六年八月五日 『御垂示録』一号(19)
〔 質問者 〕御先祖の霊が出て、霊界は変わったから、御仏壇に供えるごはんを、いままでのでは少ないからふつうの茶碗で供えるように言われましたが、そのようにしてよろしいでしょうか。
昭和二十六年八月八日 『御垂示録』一号 (21)
それはわけが分からないな。やはり、それはみんなで別けて食べて、御先祖は他のをね……つまりそのものは一度使ったんだからね。別けていただくと良い。
昭和二十六年九月一日 『御垂示録』二号 (9)
〔 質問者 〕明治初年に、仏から神社神道に変わりましたので、お宮をこしらえ、お宮の中に鏡を入れ、先祖を入れておりますが、どのように置きましたらよろしいでしょうか。
昭和二十六年九月一日 『御垂示録』二号 (10)
おかしいな。鏡のほうをお宮に入れ、御先祖を前にする。それを直してやったら良い。それと関係があるでしょう。さっそくやってやると良い。
昭和二十六年九月五日 『御垂示録』二号 (7)
〔 質問者 〕代々大社教をやっている家で、大社教では先祖代々の位牌がないわけですが、それはどういうふうに作れば良いでしょうか。剣のような形をした白木に死んだ人の名前を書いてありますが。
昭和二十六年九月八日 『御垂示録』二号 (12)
〔 質問者 〕月並祭に浄霊していると、先祖が出てきて。
昭和二十六年十月五日 『御垂示録』三号 (12)
いやいや、しかし前世の罪があったから、ずいぶん苦しみましたよ。ふつうの人より罪があったからよけい苦しみます。神様は公平ですからね。むしろ、上の御魂ほど浄化が強いですよ。お咎めがひどいですからね。ただ、いくども生まれ変わってくるというのが一番良いですね。先祖が古いほどね。私なんかは本当の大和民族ですからね。大和民族の宗家みたいなものだからね。約三〇〇〇年くらい下積みになっていた。
昭和二十六年十月五日 『御垂示録』三号 (21)
広告はいりません。そんなことをしなくても良い。理由を言えば、信者を連れてくるのは……信者になる人が来ますね。お客様がね。来るというのは神様なり、そこの家の先祖なりが連れてくるんです。だから広告を見なくても来るべき人は来る。だいたいああいうやり方は神様を冒涜することになる。按摩を開業したとか、歯医者を開業した、というやり方と同じだ。これは極端な話だが、金光教の信者で、広告とか、人にも宣伝しないと言う……極端ですが……なにもしない。なんとかしたら良いでしょうと言うと、いや神様が連れてくるからと言う。二年間一人も来なかったそうです。それから一人来て、それからぼつぼつ来て、たいへんに繁昌したというんですね。これは極端ですが、神様を信ずるという点ではおもしろいと思う。
昭和二十六年十月八日 『御垂示録』三号 (12)
〔 質問者 〕Uという女の信者で、熱心に信仰しており、子供がリットル氏病で、小児麻痺様になり、目も見えず、口もきけず、亡くなる一月ほど前に、先祖の霊というのがたくさん出てまいり「もう一月すると、救うために霊界に引き取る。それで夫婦も良くなる」と言い、次に一七歳の長男が御守りいただいておりますが、キリスト教の教会に讃美歌をうたいに行くのが好きで行っておりましたが、八月に奥さんの霊が憑り、「この子は霊界で御用があるから、涜罪という意味ではないが、引き取る」と言い、それより長男が寝つきました。審神させていただきましたが、恭しく出てまいり「八大龍王三女神の部下の神で、どうしても霊界で人類救済の御用をさせなければいけないことになっている。主人はそれによって分かって、入信することになる。その主人も、どうしても分かって、現界で使うことになる。浄化ではなく、霊界に引き取り、すぐに主人も分かるようになる」「いったい亡くなる時期はいつですか」と言うと「今日だ」と言うんです。明主様にお伺いして帰りましても間に合わないようでございます。これは本当でございましょうか。
昭和二十六年十月八日 『御垂示録』三号 (15)
大きさによります。入るなら仏壇に入れて良いです。先祖から入れてあるなら、その通りで良い。