里芋ひとつにも礼を忘れない

 東山荘の下で、私は野菜を少し作っていました。

 そして、里芋でも出来ると、お初を差上げるのですが、娘を伺わせにやると、明主様は、『喜んでもらいますよ』とおっしゃって下さり、そのつぎにお目にかかると、『あれは、おいしかったよ。こんど自然農法でやってごらん。凄くおいしいから、試してごらんよ』と、里芋ひとつでもちゃんとお礼を言われます。

 これはだれにも出来ることではありません。