昭和二十八年 七月一日 垂録22 (10)

〔 質問者 〕噴門と食道の所に癌があり、咽喉からは牛乳二合くらいしか通らず、あとは横腹に穴をあけて胃に流動物を送ってます。浄霊すると噴門の辺がもーっとして通らなくなります。そういうのはいかがいたしましたらよろしいでしょうか。
 

【 明主様 】止めたらよいです。そういう間違ったことをして助かるわけがありません。そういうのに引っかかっていたら、労多くして効無し、骨折り損のくたびれ儲けです。だから絶対にやってはいけません。

 

〔 質問者 〕最近人工妊娠ということがありますが、その霊系統のものが妊娠するものでございましょうか。
 

【 明主様 】そうです。男の霊系統です。ですから自分の系統を人にやるようなものです。祖先が怒りますから、そういう家は断絶します。

 

〔 質問者 〕学生などがアルバイトでやっておりますが。
 

【 明主様 】これはドイツで成功して、日本でもまねしてやっているのですが、そんなにたくさんはないので、一人成功したという報告がはいってます。これは一時的なもので、ずっと行なわれるということはありません。それはまあ理屈には合いますからできるにはできますが、霊的にはぜんぜん違っているから駄目です。先祖が怒りますから家は断絶してしまいます。

 
〔 質問者 〕やったほうは断絶ということはございませんのでしょうか。
 

【 明主様 】そうです。もらったほうです。しかしやったほうも、それっきりのもので元も子もありません。強制的にやったのではないから、頼まれたのだから頼んだほうに罪があるのです。だからやったほうはパンパンを買うようなものでしょう。

 
〔 質問者 〕輸血の場合には供出するほうと受けるほうとは、どちらが曇るわけでございましょうか。
 

【 明主様 】しかしたいしたものではありません。もし受ければ医者が罪を受けます。だから名医ほどその系統というのは悪いです。とても不幸です。

「『御垂示録』二十二号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p163~p164」 昭和28年07月01日