〔 質問者 〕私のほうの支部では、半数が中教会のお祭りの前に、半数が後で支部の月並祭をさせていただいておりますが、前の半数の教会のほうが、努力はしておりますが順調にゆかないような状態が最近出ております。これは順序が違っているためでございましょうか。
【 明主様 】それは勿論そうです。教会が先にやるのが本当です。それはたいへんな間違いです。
〔 質問者 〕前の半数の人もかなりの成績はあげてはおりましたが、
【 明主様 】それは駄目です。まるっきり順序が違ってます。それはどういうわけだというと、教会のほうを先にやると、それが主になるのです。その次にやると従になるのです。次になるのです。だから支部が従であるべきものを、主にしてしまうからです。これをもっと分かりやすく言うと、神様のことばかりではないのですが、いっさいはそうなってます。一番先に行く所が主になるのです。その次の所は従になるわけです。ついでになるわけです。だから仮に、こういうことなのです。個々に会う人も、事柄もそうですが、特に神様のことはそうです。最初神様にお参りに行って、それからはなんの用をしてもかまわないのです。ところが他の用を先にして神様のお参りを後にすると、順序が違っているから決してうまくゆかないです。物事も順調にゆかないです。だから主と次のこととは、はっきりしなければいけないです。そうするとうまくゆくのです。
〔 質問者 〕中教会と支部の月並祭につきまして、支部のほうの順序でございますが、成績の良い悪いということで決めますと、
【 明主様 】成績によると、良いときもあるし悪いときもあるから、年中変えなければならないことになります。そういうのは古さによって決めればよいです。一番古くできた所を先にすればよいです。そうすると公平になります。
〔 質問者 〕中教会長が御光りをいただいた日を記念して月並祭としているのと、中教会の名前をいただいた日にいたしているのと両方あると思いますが、どちらが、
【 明主様 】それは中教会の許可を受けた日を記念とするのが本当です。というのは、中教会というのは、教会という一つの大きな組織になるでしょう。ところが自分が御光りをいただいたのは個人という意味になります。だからそこに違いがあります。でもそれはたいした大きな問題ではないです。だからいままでそうなっていたらそれでよいです。しかしどっちが本当かというと、支部の許可を受けた日が本当です。それは神様が支部の許可を許した以上、支部の活動をしてよいということになるわけだからです。
〔 質問者 〕月の二五日にいただいた場合には中教会の月並祭は二五日ということになりますが、その場合中教会のお祭りを月の初めということはないので、
【 明主様 】そうです。月の初めと決めると、月の初めというのは、みんな忙しいから、いろいろ違ってきます。
〔 質問者 〕こういうお話の場合には、いつも後で、ああだこうだと質問が出るのでございます。私たちは「一八日は観音様の日だ、二三日なら御生誕の日だ」というわけで、中教会の月並祭をその日にいたしてまいりましたのが多いのでございます。
【 明主様 】少ない場合はそれでよいです。しかしたくさんになってきたら具合が悪い場合があります。
〔 質問者 〕早くやったからどうこう<ヽヽヽヽ>ということは考えなくてもよろしいのではないかと思います。想念が一番でございますから、良い日にやらしていただくということでよいのではないかと思います。
【 明主様 】一八日というのは一番良い日ですから、それで続けてできるものならそれでよいです。それから、それでは都合が悪い、それで支部がたくさんあると、みんな一八日ではまわりきれないから、そこのところは、支部ができた順序にすればよいです。
〔 質問者 〕一日は特別御面会でありますし、また毎旬の御参拝がありますから、そこのところは合理的に考えさせていただいております。
【 明主様 】そうです。
〔 質問者 〕支部のお祭りというのは、中教会、大教会の者が主催する建前のものでございましょうか。または、いままで便宜上、離れた所は支部長に任せておりましたが。
【 明主様 】よいです。
〔 質問者 〕支部は支部長が主催すべきものと思います。もし支部が三〇ヵ所以上になったら、一日一ヵ所としても、会長さんは一月中にまわりきれなくなります。
【 明主様 】そうだな……三〇ヵ所以上になってはいけない理屈になるからな。
〔 質問者 〕具体的にお伺い申し上げます。私の中教会本部のお祭りは二一日に行ない、支部はできた順序により、月の二三日の所もあり、二五日もあり、翌月の三日、五日、一〇日、一一日というようにいたしてまいりましたのでございますが、具体的にはどう考えさせていただきましたらよろしゅうございましょうか。
【 明主様 】支部のほうが早い場合があることでしょう。だから中教会というのは、みんな一日にしなければならないことになるのですが、それは原則としては中教会を一番先にするわけです。
そうしたら、こういう具合にすれば一番よいです。中教会のお祭りは、一八日なら一八日にするとして、支部のはその後にずっとするから、今月お祭りすべきものを来月になるという理屈にするわけです。
〔 質問者 〕ただ、名前と感じの上でゆきますので……私のほうは中教会を三日にさせていただいてと思います。
【 明主様 】それはそのほうがよいです。中教会のお祭りはなるだけ早い日にしたほうがよいです。
▽次節に続く▽