昭和二十九年三月一日御講話(11)

〔 質問者 〕明主様と観音様と国常立尊様との御関係につきお伺い申し上げます。

【 明主様 】関係もなにもないので、同じです。その場面によって役が変わるのです。ちょうど役者と同じで、女形にもなるし、男にもなるし、善人にもなるし、悪人にもなるのです。ところが神様のほうのは善のための悪になるのです。私だってずいぶん怨まれます。薬屋や医者から見れば、これを否定するのですから怨まれます。私は悪人から見れば大悪人です。

▽次節に続く▽

「『御垂示録』二十九号、岡田茂吉全集講話篇第十二巻p55」 昭和29年03月01日