【 明主様 】今日は別に話はないから、質問を先にやってもらいましょう。
〔 質問者 〕お詫びと御垂示をお願い申し上げます。教師H・M(四二歳)、二月二六日就寝中のことでございます。明主様の御写真が落ち、ガラスの破片により、右の御肩、左の御胸、右下のほうに四ヵ所ばかり傷がつきました。お詫び申し上げます。本人も本日お詫びに参上いたしております。紐<ひも>は、見ましたところ切れるように弱くはなく、少しもいたんでいるようではございません。これはなにかのお知らせでございましょうか。
【 明主様 】そうです。やっぱりお知らせです。その人はいつ入信しましたか。
〔 質問者 〕二三年の春で、御写真拝受は二四年秋と思います。
【 明主様 】紐は編んだものですか。
〔 質問者 〕さようでございます。
【 明主様 】いろんな理由がありますが、それは別に悪い意味ではないのです。気にすることはいらないですから、替えればそれで差し支えないです。
〔 質問者 〕つきましては、本日その御写真をお供<とも>いたしておりますが、お浄めいただきましたほうがよろしいでしょうか、新しくいたしましたほうがよろしゅうございましょうか。
【 明主様 】新しいほうがよいです。それは、よくお詫びして焼いてしまえばよいです。
▽次節に続く▽
「『御垂示録』二十九号、岡田茂吉全集講話篇第十二巻p39~40」 昭和29年03月01日