御誕生祭御教え
一二月二三日
私は今日で満七一歳になります。それで今日は皇太子様の御誕生日にもなるので、よほど私と因縁があるように思われます。皇太子様は「明仁《あきひと》」と言って、やはり「明」の字で、私は明主なのですから、これも不思議と思われます。
御神業のほうから言うと、救世教ができたのが二五年二月です。それで、あの事件が起きたのが、やっぱりその年の五月二八日です。それから、決まりがついたのが去年の誕生日の翌日だったのです。そうすると私の満七〇歳で「散花結実」……つまり花が散って、去年の一二月二四日にいよいよ実の点ができたわけです。そうすると今年でちょぅど一年で、そうして散った年からですと三年になるわけです。それですからして、五、六、七がすんで八となるので、ちょうど今年が二八年ですからして、ミロクが開くという意味になるので、七〇で五、六、七と、だいたい基礎が成ったのです。それからいよいよ開くという形は、今年になってからの御神業の模様もそういうふうになってます。それでこれから七年、つまり私が七七のときにだいたい世界的の基礎ができることになっているのです。つまり七七で「成り成る」のです。そういうふうに御神業のほうは正確に、しかも早いです。
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「『御教え集』二十九号、19540115、19531223、岡田茂吉全集講話篇第十一巻p309~310」 昭和28年12月23日