垂録27 昭和二十八年十二月一日(5)

〔 質問者 〕御神体の御奉斎をしておりませんが、御屏風観音様を御奉斎しております場合に、御屏風観音様に朝夕善言讃詞を奉唱するということはお許しいただけますでしょうか。

【 明主様 】それはかまいません。祖霊が喜びます。

 

〔 質問者 〕御屏風観音様につきまして以前いただいた御教えでは、光明如来様を祀って以後でなければ先祖が苦しむということでございましたが。

【 明主様 】本当はそうですが、しかしそれは実際上、経済的その他の事情があって、最初そうしなければならない場合がありますから、そのくらいは神様も許してくれます。ですからやはり本当のやり方と、一時便宜上のやり方という、一時のそのくらいのことは差し支えありません。

「『御垂示録』二十七号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p285」 昭和28年12月01日