垂録27 昭和二十八年十二月一日(19)

〔 質問者 〕 御浄霊のことにつきましてお伺い申し上げます。明主様より御守り様の御文字に来て、それが私どもの魂に影響があるわけでございましょうか。

【 明主様 】 あります。魂というより霊です。

 

〔 質問者 〕 そうして御光りが肉体から出て浄霊をいたしますが、その際、自分で自分を浄霊する場合に、霊の物質化した血というものは循環してますが、自分に悪い所があるとして、御浄霊する手にも、悪い所にも、血はグルグルとまわっております。この毒素が自分の掌の浄霊で焼き尽くされますが……ということにつきまして。

【 明主様 】 それはあります。それはここから出るのは強く出るのです。ですからここ(肘)の霊よりか、ここ(掌)の霊がウンと強いのです。

 

〔 質問者 〕 それは自分の強い霊を通じるからでございましょうか。

【 明主様 】 いや、人間はそういうようにできているのです。こうやった場合に、御守りからこう(腕を通って掌へ)行くというように、組織がそういうようにできているのです。そういうように神様が造られたのです。

 

〔 質問者 〕 他人を浄霊する場合とは、

【 明主様 】 同じです。

〔 質問者 〕 自分で自分をする場合には弱いということがあるのでございましょうか。

【 明主様 】 そういうことはありません。ただ他人をやるときより効かないように思うのは、自分の霊がもうきれいになっているから効きが薄いように思うのです。他人の場合は霊が汚いから、非常に効くように思うのです。

「『御垂示録』二十七号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p309~311」 昭和28年12月01日