垂録27 昭和二十八年十二月一日(13)

〔 質問者 〕 A市の信者で、最近道路計画により、敷地の一部が計画内に入っておりますために、家屋を下げなければなりませんが、現在敷地内に井戸が四つあり、二つは道路計画で埋められ、二つは家屋を引き下げるために埋めなければなりません。この場合いかがいたしましたらよろしゅうございましょうか。

【 明主様 】 代わりのものを作ればよいです。

 

〔 質問者 〕 それは一つでよろしいのでございましょうか。あるいは四つで。

【 明主様 】 一つでよいです。それで、こういう事情だから一つにするから、それで我慢してくれというように四つの龍神さんにお断りすればよいです。

 

〔 質問者 〕 その際に簡単にお祀りをしますのはいかがでございましょうか。

【 明主様 】 そのほうがよいです。つまりどんなことでも、チャンと理屈に合ったことを霊に言えば承知するのです。それを承知しなければ霊が神様にやられます。ところが人間のほうで間違っていては、いくらやっても、それは駄目です。

 

〔 質問者 〕 ただいまの場合、お断りするのは御神前にでございましょうか、井戸の側でございましょうか。

【 明主様 】 井戸の側で、井戸に向かって言うのです。

「『御垂示録』二十七号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p295~296」 昭和28年12月01日