地天54「教えの光」昭和二十八年十一月二十五日(3)

〔 質問者 〕謹みてお伺い申し上げます。

 長女E(四歳)本年四月一〇日朝より突然激痛とともに首が左に曲がり、左肩につくほどになり一ヵ月半ほど支部に御浄霊いただきに通いました。御守護によりまして、曲がった首も半分ほどのびてまいりましたが、それ以後は昼は遊んでおりますが、夜寝るときと朝起きるときに激痛があり、最近は曲がった首も寝ている間にすっかりのびまして、起きると激痛がまいり四〇分から一時間ばかりで痛みとともに首が曲がり、曲がり終わると痛みもなくなり遊んでおります。

 この子は生後六ヵ月ばかりのころ、全身に吹き出物を出し約一週間ばかり通院、ペニシリン一本、薬名不明の注射数本うってもらいました。生来太り過ぎで心臓もあまりよくないようでした。妻が入信をお許しいただきましてより漸次丈夫にならしていただき、その後私も入信のお許しをいただきました。

 御神体様の御奉斎は、家があまり小さいのでまだお許しいただけないでおりますが、御屏風観音様の御奉斎はお許しいただいております。

 私は先妻と離婚、いまの妻と一緒になりましたが妻の先夫は戦死いたし、妻との間に女の子が一人あり、先夫の実家にて養育いたしております。妻の先夫の遺骨は、最初先夫の本家の墓地に埋骨さしていただいておったそうですが、後に分家である先夫の正統の墓地に移さしていただいた由です。妻は先夫出征中、ふとしたことから過ちを犯し妊娠いたし、産めない子であるからとて三ヵ月で人工流産したことがあるそうです。入信のお許しをいただきまして、その間違いと罪を御教えいただき、性別が不明ですのでK・Hとして私の家の仏壇にお祀りさしていただいております。妻の先夫のお位牌は私の仏壇にもお祀りさしていただいております。

 長女Eのお浄霊は脳天、後頭部、頸のまわり、延髄、肩および腎臓部をさせていただいております。Eのお浄化はいかなる原因によるものでしょうか。御浄霊はどこに重点をおいてやらしていただいたらよいでしょうか。右御垂示賜りたく謹んでお伺い申し上げます。

【 明主様 】 原因は薬毒である。重点は首の曲がる箇所。

「『地上天国』五十四号、岡田茂吉全集講話篇第十一巻p382~383」 昭和28年11月25日