地天54「教えの光」昭和二十八年十一月二十五日(2)

〔 質問者 〕 私は沖縄の片田舎に生まれ大正一四年に神戸にまいりました。

 昭和二四年二月、一家入信させていただき、光明如来様を御奉斎させていただいております。

 一、沖縄の本籍は戦争のため役場もなく、無戸籍状態になりましたので、そのときに改姓いたしております。理由と申しますのは、歴代を調べてみますと旧姓のCの姓は女のほうの姓でございますので、一門会議の結果、戸籍面から根本的に男のほうのM姓に改姓いたしております。仏壇には現在M家先祖代々の位牌を真ん中に、同じ段のその前にC家先祖代々の位牌をお祀りさせていただいておりますが、それでよろしゅうございましょうか。

 二、沖縄の私の故郷の風習といたしまして、死後俗名(沖縄の宗旨はございません)にてお祀りいたしておりますが、現在私のほうでは、神戸の浄土宗のお寺さんに戒名をつけていただいておりますが、それでよろしゅうございましょうか。なお現在お仏壇には父母と長兄、姉三名、私の水子二名、甥、妻の母をお祀りさせていただいております。右御教示のほどお願い申し上げます。

【 明主様 】 別段なにごともなければそれでよろしい。

「『地上天国』五十四号、岡田茂吉全集講話篇第十一巻p381~382」 昭和28年11月25日