昭和二十八年十月二十五日の御講話(2)

▽前節から続く▽

 それから昨日樋口さんの報告が来ましたが、忙しいのであんまり報告は書けないとみえて、今月になってからこれで二度目ですが、相変わらず非常によいです。

 (「ハワイ通信」(二)朗読)

 こういうような状態です。ハワイは島が五つあるそうですが、その小さな島に一カ所ずつ支部ができたのです。だんだん燃えつつ、燎原<りょうげん>の火のようになって行くと思います。あっちの人は非常に素直ですから、開け方が非常に順調で楽なようです。もっとも日本も最初はそうだったのですが、邪神のほうでいろんなことをやるので、スラスラとは行かなかったのです。しかしそれも結局御神業なのです。そのためにほかの良いことがたくさんあったのです。だんだん進んで行って来年あたりから、まだ見えないが、霊界のほうがずいぶんすばらしくなったのですが、これがだんだん現界に現われて行きますから大いに楽しみにしてよいと思います。美術館の話や、いろいろな話がありますが、時間がないから、今日はこれだけにしておきます。

△御講話おわり△

「『御教え集』二十七号、岡田茂吉全集講話篇第十一巻」 昭和28年10月25日