『御垂示録』二十五号 昭和二十八年十月一日(2)

〔 質問者 〕病気を治すのは正守護神であるとの御教えをいただいておりますが、浄化を発生させるのも正守護神であるか、また浄化の発生は一〇の罪穢のある者から、九ある者から、という順序で発生するものであるか、また罪穢に関係なく、個々の人間の、

【 明主様 】信仰に入ったのはいつですか。

 

〔 質問者 〕昭和二四年です。

【 明主様 】それでまだ分からないのですか。ぜんぜん見当違いです。あなたは御神書を読んでますか。

 

〔 質問者 〕拝読しております。

【 明主様 】病気は薬毒の浄化作用ということを書いてあるでしょう。それでよいのです。

〔 質問者 〕しかし最近、

【 明主様 】最近もなにもない。病気は浄化作用で、掃除をするのだということで、それでよいのです。

 

〔 質問者 〕この前の「特別御面会」で、病気は浄化作用であり、かつ正守護神が治すのであるということでございましたが。

【 明主様 】手伝うということはあります。例えば霊的の場合には、その霊を追い出すために正守護神がいろいろやるということはあります。しかし根本的なものではありません。そういった悪霊が憑るということは曇りがあるからで、曇りというのは薬毒だから、結局根本は薬毒です。だからすべて病気は薬の毒なのです。

「『御垂示録』二十五号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p229~231」 昭和28年10月01日