『御垂示録』二十五号 昭和二十八年十月一日(18)

〔 質問者 〕アザブ伸でございます。『婦人生活』の記事の中に私も登場させていただいておりますが、私の言ったことと少し違いまして、「私は理屈が分かったから医者に行ってはいかん」と話しましたが、「なんだか分からないが、やったら治った」と、書かれました。もっともこのほうがおもしろいからかとも思われますが。

【 明主様 】そのほうが効果的でよいです。理屈が分かって浄霊しても、理屈が分からなくて浄霊しても、結果において同じです。だから理屈が分からなくても治ったとすると、これから信仰に入ろうという人が見て、理屈が分からないからと思っていた者が、理屈が分からなくてもよいなら、一つやってみようというわけで、宣伝力があることになります。かえって逆のほうが効果があってよかったです。

「『御垂示録』二十五号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p253」 昭和28年10月01日