『御垂示録』二十五号 昭和二十八年十月一日(10)

〔 質問者 〕やはり色にも段があるものでございましょうか。

【 明主様 】つまり位があるのです。

 

〔 質問者 〕白と紫の位の順序はどうなっているのでございましょうか。

【 明主様 】紫は結びの色と言って最後の色です。物事の結末をつけるのです。昔からある手箱を縛る紐は紫です。それから神様の服装は、最高は白で、黄色、紫となります。それで、黄色というのは黄金の色です。紫というのは黄金の裏色です。色には表裏があるのです。だから黄と紫は表裏になっているから、対称も非常によいのです。私はいずれお祭りなどの服装もこしらえますが、白いのに金で模様をつけます。これが一番よいのです。白、黄、紫という順序にして、あとはずっと位が落ちるわけです。雲なども「紫雲たなびく」と言うが、これは良いほうの雲です。「黒雲渦巻く」と言うのとは違います。それで金ということは日の色になります。月の色は紫になります。太陽が表で月は裏という 意味になります。

 

〔 質問者 〕観音様のお札所が紫を使っているようでございます。

【 明主様 】そうです。

「『御垂示録』二十五号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p241~242」 昭和28年10月01日