〔 質問者 〕自然農法のことでございますが、肥毒が抜けてきますと従来の耕作法では合いません。例えばいままでの耕作法では近過ぎるので遠植えにするということはいかがでございましょうか。
【 明主様 】遠植えは結構です。それは分彙《ぶんけつ》が多いから、間隔は広くしてよいです。それは便宜上どうにでも、よいようにすればよいのです。耕作法はよいようにすればよいのです。私は根本原理を教えたので、株の植え方や間隔を教えたわけではないのです。そういうことは適宜でよいのです。それに土地により、また気候が違うから、それに合わしてゆけばよいのです。
〔 質問者 〕すべての作物にそれでよろしいのでございますか。
【 明主様 】そうです。熱帯地方に行けば裸でいてもよいし、寒帯地方に行けばウンと着るというように適宜に、適してやればよいのです。
「『御垂示録』二十四号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p203」 昭和28年09月01日