『御垂示録』二十四号 昭和二十八年九月一日(16)

〔 質問者 〕本守護神に適合した魂にふさわしいもの、きれい、汚れたということに関係して、正守護神、副守護神と憑くわけでございましょうか。

【 明主様 】そういうことはありません。ただ負けてしまうのです。良いことを考えるときには副守護神が小さくなっているのです。のさばってはいないのです。けれどもそれは始終変化しているので、一日のうちにも一分のうちにも、本守護神が大きくなったり小さくなったりしてます。例えばいままで良いことを考えていたのが、ヒョッと悪いことを考えることがあるでしょう。そういうようで、始終一定はしていません。ただいつの場合でも本守護神が勝てばよいのです。それが魂の力です。魂の力ということは光ですから、御守りをかけていれば間違いないということは、御守りから光が出るから、副守護神は光にはどうしても負けますから、のさばれないのです。ですから犯罪を犯すのは本守護神というものはほとんど小さくなってます。しかしある時期に行くとか、なにかの動機に触れると、本守護神が目覚めて活躍することになります。そうすると非常に後悔して、悔い改めるということになります。

「『御垂示録』二十四号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p212~213」 昭和28年09月01日