『御垂示録』二十四号 昭和二十八年九月一日(13)

〔 質問者 〕本能はどういう働きでございましょうか。

【 明主様 】本能というのはその人の欲望ですから、正守護神の本能もあり副守護神の本能もあります。どっちも本能ですが、いっぽうは善にあたり、いっぽうは悪にあたります。だから信者になって人類を助けたい、苦しみ困っている人を助けてやりたいというのは、やはり本能ですが、正しい本能ですから正守護神から出ているものです。それから酒を飲みたい、女も妻君ならよいですが、間違った女を欲しいとか、バクチを打つとか、そういうのは副守護神の本能です。

 ですから本能にもいろいろあります。

「『御垂示録』二十四号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p211」 昭和28年09月01日