『御垂示録』二十四号 昭和二十八年九月一日(1)

【 明主様 】今日はなにも話を用意してきていないのです。それというのはこの間放送局より、放送したいというので来たのですが、その前に先方の放送に非なところがあったので私は断ろうと思って、あなたのほうは非常に間違っている、こういうことをやったりしたので、しゃべらないつもりでいたと言ったところが、来た先生なかなか如才ない人で、非常に謝罪したり懇願的に言うので、ではやろうということになってやったのですが、放送の用意もしてなかったので、いい加減にしゃべったため、どうも私は気に入らないのです。それから録音しておもしろくなかったらやり直してもよいからと言ったところが、今日の午後に来てやり直すということになったのです。それでその原稿を書きました。私はいつもそういうものは夜の一二時半から二時まで書くことにしているのですが、それをいま仕上げをしたりして、そのほうに気を取られてしまったので、今日話をすることはぜんぜん考えていないので、すぐに質問にはいります。それによって話が出てくるかも分かりません。

「『御垂示録』二十四号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p199」 昭和28年09月01日