〔 質問者 〕教会と住居が同じでございますが、住居の離れにおかけしてあった御神体を、同じ屋敷内という意味で教会のほうにおかけしましたが、それでよろしいものでございましょうか。
【 明主様 】光明如来様を教会とは別々にするのですか。それならよいです。
〔 質問者 〕一つでございます。
【 明主様 】それは別々でなければいけません。そうでなければ公私混同です。やっぱり教会というのは宗教活動のためにある公<おおやけ>なもので、個人のほうにあるのは、個人の家庭を御守護していただくというので、それは別です。
〔 質問者 〕一軒の家で離れがない場合には御神体は一体でよろしいでしょうか。
【 明主様 】それも臨機応変です。広い家なら別々でよいが、狭い家は一つでよいです。教会と住居を区分して決められるくらいの広さがあれば別々にしたほうがよいです。それからまた急ぐ場合とか、いろいろな場合に、あるときまでは、床の間が狭いとか、御神前が狭いという場合には兼帯でしてもよいです。それから、その部屋の具合が、もう分離して別々にしても充分によいという場合には、いま言ったとおりにするのです。
「『御垂示録』二十三号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p189~p190」 昭和28年08月01日