『御垂示録』二十三号 昭和二十八年八月一日(2)

〔 質問者 〕ストレプトマイシン、ヒドラジドなどは激しい薬毒ではありますが、マイシンなら何本と、どの程度以上が生命に危険の及ぶものでしょうか。

【 明主様 】それは分かりません。そういうことは人の体にもよります。マイシンを五〇本うっても平気な体力の人もあるし、一〇本か二〇本で非常に弱る人もあるから、その人の体力によります。それから医者が扱うときに、何十万単位とか言うが、それもあんまり知れたものではありません。医者が思っている体力がそれだけのときもあるし、医者の考えでこれはもっと強いというときは強くやるからで、分かるものではありません。それは問題にする必要はありません。それからその人が長い間医者にかかったり、またいろんな薬があります。マイシンなどができる前のもありますし、漢方薬もあります。この漢方薬が恐ろしいのです。マイシンやペニシリンより漢方薬のほうが恐ろしいかもしれません。これは量が多いのですから。

「『御垂示録』二十三号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p179~p179」 昭和28年08月01日