昭和二十八年 七月一日 垂録22 (9)

〔 質問者 〕一七歳の女学生でバレーの選手ですが、急に体中が引きつり、N医大にて舞踏病と言われました。肩から延髄の右にものすごい固まりがあります。光明如来様は御奉斎いたしており、母親とその娘が入信しておりますが、主人はまだでございます。周囲の事情により入院をと言われておりますが、奥さんは病院に浄霊に来てくれと申します。
 

【 明主様 】絶対にいけません。そういうことをあなたが私に聞くということがおかしいです。そんなことはいままで知らなかったということは変です。だいたい病院に行ってやるということは、先方ではお医者さんにお任せしたのだから、こっちがやることは間違っているから、やらないのが本当です。ただ、なにかの事情で病院に行ったが、本人が「もういやだ、神様にお願いしたい」と言うし、また側の人で反対する者がないという場合には行ってもよいですが、一人でも反対する者があるのは駄目です。そこの主人公が「とんでもないことをした」という気持ちになって、あなたに頼みにくれば行ってもよいです。そうでない限りは絶対に行ってはいけません。人間界のこともそうですが、特に神様のことは筋が立っていなければいけないのです。筋が立たないことは絶対にしてはいけません。だからこの間話もし、論文も書いたように、合理性ということですから、理屈に合っていなければならないのです。いまのは理屈に合っていないから駄目です。どこから見ても理屈に合っていればよいです。肝腎の主人が医者にお願いするのでは、ぜんぜん筋は立ちません。

#T垂録22 530701流動食の人工摂取、人工授精、輸血の罪

「『御垂示録』二十二号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p162~p163」 昭和28年07月01日