昭和二十八年 七月一日 垂録22 (7)

〔 質問者 〕信徒とともに山にはいった未信者の土建業者が、途中木が倒れ人事不省となりましたが御浄霊いただきお救いいただきました。しかし家の者、親戚の者が分からないため病院に入れ手当てを受けましたがはかばかしくなく、いろいろな民間治療も駄目で、ふたたび御浄霊をいただきにまいりました。打った左足は、坐ることはできますが、上げることはできません。この家のおばあさんが左足が悪くて寝ており、先妻も左足が悪くて死亡しております。それは、土建業者は梅毒にて六百六号をそうとううっておりますが、梅毒の毒をうつされて関節炎を起したとのことでございます。
 

【 明主様 】しかし梅毒で関節炎は起りません。また足が不自由になるということはありません。淋毒はそういうことはありますが、梅毒はそういう症状ではありません。しかし六百六号をやるのだから梅毒でしょうが、いい加減なもので、薬毒です。

 

〔 質問者 〕その後一進一退で、最近中風のようになり、ぜんぜん歩けません。
 

【 明主様 】手はなんともないのですか。

 

〔 質問者 〕なんともございません。
 

【 明主様 】筋を切ったのでしょうから、これは駄目です。骨の故障ならよいですが、筋を切ったのですから駄目です。押して痛い所はありますか。

 
〔 質問者 〕ございません。
 

【 明主様 】やっぱり筋でしょう。これはどうも浄霊でも駄目です。医者に行きましたか。

 

〔 質問者 〕医者に行き注射を一本しております。
 

【 明主様 】中風の気配があるとすると、どっちかの手が痺れるとかなにかあるわけですが。

 

〔 質問者 〕手のほうの障害はぜんぜんありません。舌が少しもつれております。それから血液検査は、

 
【 明主様 】血液検査などはぜんぜん問題になりません。言語は、この辺(頸部、顎下)に固まりがあるのではないですか。これは中風の憂いはありません。

 

〔 質問者 〕ある医者は胃癌ではないかと言っております。
 

【 明主様 】医者では病気は分かりません。医者の言うことは駄目です。だから私は、医者に見せるよりか大工か左官に見せたほうがよいと言うのです。大工か左官なら知らないと素直に言うからよいが、医者はあべこべをやるから危ないのです。

#T垂録22 530701諸霊を祀ることについて、納骨について

「『御垂示録』二十二号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p160~p161」 昭和28年07月01日