昭和二十八年 七月一日 垂録22 (4)

〔 質問者 〕先月の下旬の御教えに「正守護神が神様に力をいただいて病気を治す」というお言葉がありましたが、私たちが病気を治す霊力との違いにつきましてお伺いいたします。
 

【 明主様 】つまり浄霊は浄めるのです。霊の曇りを取るのです。正守護神はそうではなくて、いろんなことをやるわけです。

 例えば悪い霊がついているから追い出すということをやるのです。そのときにその人の霊が浄まっていると追い出しよいのです。その追い出す力というのは神様からいただくのです。つまり浄霊してもらうとその人は浄まるから正守護神が働きよいのです。ですから曇りがあると、正守護神がいくら助けようと思ってもできません。

 

〔 質問者 〕病気が治るときには、いかなる場合でも正守護神の働きと思ってよろしいのでございましょうか。
 

【 明主様 】そうです。しかしオデキなどは体にある膿や毒血が出て治るので、別に正守護神に関係はありません。

「『御垂示録』二十二号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p157」 昭和28年07月01日