昭和二十八年 六月一日 垂録21 (5)

〔 質問者 〕お互いに離れることができないというくらいの恋愛をしている男女ですが、男子の両親は反対し、女の両親は賛成しております。両方の家とも非常に因縁の深い家で、男のほうは親を三回変わっており、女のほうは養女で、産みの親は反対しております。おじいさんは変死いたしております。この場合一緒になれるように努めてもよろしいものでございましょうか。

【 明主様 】離れられないのは離さなければよいです。一緒になれるように努めることも結構です。しかしあんまり反対があっては困ります。こういう問題は一番困るのです。これはあなたの親戚ではないのでしょうから、もしあなたに意見を聞かれた場合には、一緒にしてやるのが本当と思うと言って、後は向こうに任せたらよいでしょう。それ以上心配してもどうということはありません。

「『御垂示録』二十一号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p135」 昭和28年06月01日