昭和二十八年 五月一日 垂録20 (3)

〔 質問者 〕Y・H(三五歳)。たいへんに不仕合せな人で二回の結婚に破れております。二年前より親類に分からせたいとて茨城県のほうに帰っており、毎日一〇人程度の方を御浄霊させていただいております。二四歳になる弟があり、入信いたしておりますが、月給取りとして通っております。先月の十二、三日ごろにたいへん酒を飲んで帰り姉さんと喧嘩をし、たいへん申し訳ございませんが、御神体を毀<きず>つけ、姉さんをヒバシで体じゅうほうぼうを突きさしました。首にはいたしませんでしたが、以前肋膜をしたときの固まりに突きさしたそうです。御浄霊をいただきまして良くさせていただきました。この弟は御守り様をいただいてはおりましたが、首にはおかけしていなかったそうでございます。御神体につきましては、お詫びのことが『御垂示録』に出ておりましたので、そのとおりにもったいなくないようにお焼きして埋めさせていただきました。なお、今後この者はお手伝いをさせていただいてよろしいものでございましょうか。

【 明主様 】御神体がなくなったから新しくいただきたい、神様のお手伝いも続いてやれるかというのですか。それは結構です。しかしこういうことはやっぱり原因があるのです。この人は名前がごく悪いから変えたほうがよいです。名前はあなたからでもつけて、私が選んであげますから、係に出しなさい。

「『御垂示録』二十号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p91」 昭和28年05月01日