昭和二十八年 五月一日 垂録20 (11)

〔 質問者 〕四十九日を過ぎると黒の位牌にするのは、理由があるのでしょうか。

【 明主様 】あります。白木に字を書いてあるのは仮であって正式ではないのです。そうして黒の位牌に金で文字を書くのは正式に決められていることなのです。

 

〔 質問者 〕四十九日を待たずに黒の位牌にしてもよいのでしょうか。

【 明主様 】しかしなんにもなりません。そういうように決められているのだから。四十九日前は金の文字のほうにはいるというわけにはいきません。だから四十九日が過ぎてから金文字の新しい位牌を作って、それにお移りを願うという、霊界の一つの約束になっているのですから、そのとおりにやるべきです。

「『御垂示録』二十号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p105~p106」 昭和28年05月01日