教集21 昭和二十八年四月十七日(4)

▽前節から続く▽

 それから病気について、男はそうでもないが、女の、特に頭に関した病気で、まずヒステリーとか憂鬱症とか怒りっぽいとかいろいろありますが、これは男も同じようなものですが、それは下<しも>のほうに非常に関係があるのです。それで女のいろいろな病気で、浄霊しても効かないときはお臍<へそ>の下のあそこを浄霊するのです。そうすると頭がなおるのです。ですからこれを心得ていて、ちょっと離れて良いのですから、そうしてやると頭が軽くなります。それから性格も非常に良くなります。だから夫婦喧嘩などを減らすにはもっとも良いです。夫婦喧嘩治療法です。これは所が所ですから、あまり言えないのです。しかし女はあんがいここに病気が多いのです。なぜというと薬毒がだんだん下がって行きますが、そうすると女のここに薬毒が溜まって、それが原因になるのが非常に多いのです。それからよく、結婚を嫌う娘さんはここに非常に原因があるのです。ですからこれは親にも分からないのです。あの娘があんなに結婚を嫌がるのはなぜだろうと思いますが、それはみんなここに原因があるのです。これは私はいろいろ神様からも知らされるし、そういう点も良く分かってますが、結婚を嫌う娘の一番の原因は膣痙攣です。これはちょっと触っても飛び上がるほど痛いのです。これは薬毒にもよりますが、多く消毒薬が下がって行って粘膜に溜まるのです。だから結婚の晩に逃げたりするのがありますが、これは浄霊ならなおるのです。それでおもしろいのは、後頭部にある毒は肛門のほうに行くのです。ですから下痢などは後頭部の毒です。それから前頭部の毒は女の陰部に集合するのです。ですから前頭部の痛い女は、前頭部だけの浄霊ではいけないのです。やはり前頭部とここで天地になっているので、おもしろいものです。これはあんまり詳しく言わなくても分かるし、だいたいあらゆる薬毒は女はここに溜まるということを知っていれば良いのです。ですからそういう人は自分で浄霊すれば良いのです。そうするとずっと違います。だからこの浄霊法は自分でもできるから非常に便利です。それから痔も後頭部の毒ですから、痔だけをやってもなおらないので、後頭部をやらなければならないのです。

△御講話おわり△

「『御教え集』二十一号、19530515、19530417、岡田茂吉全集講話篇第十巻p181~182」 昭和28年04月17日