▽前節から続く▽
それから国内的には総選挙は一番大きな問題ですが、公明選挙ということをしきりに言ってますが、神様を知らなくて公明選挙をやってもなんにもなりません。やっぱり人の目をごまかすということになり、結局公明選挙を看板にして、知れないようにうまくやるということになります。そこでこのことをちょっとおもしろく書いたので、いま読ませます。
(御論文「公明選挙を嗤う」朗読)
今度の『結核信仰療法』について書いてみました。
(御論文「結核信仰療法に就いて」朗読)〔「著述篇」第一一巻四七二―四七四頁〕
それから近ごろ精神病が非常に多くなりました。特にアメリカでは多いという報告がありました。たしか新聞にも出てました。日本もご多分に洩れず非常に多くなって、精神病院が足りなくて弱っているということが新聞に出てました。そういうようで霊界が違ってくるにつれて霊が浮いてくるのです。いままでは、霊はふつうお腹にいるのですが、浮いてくると頭に上るのです。落ちつけなくなるのです。そこで精神病が多くなるのです。しかしこれは急所さえ知っていれば、わけなくなおります。それを詳しく話します。
第一は延髄です。延髄に必ず固まりがあります。これが圧迫して脳に行くわけです。延髄の血管が前頭部に行くのですから、ここが貧血するので、ここに霊が行くから、それで体全部を支配するというわけですから、延髄の固まりを溶かすということが一番です。その次は淋巴腺ですが、やはりここの血管を圧迫するので、これも脳貧血の原因なのです。ですから第一は延髄、第二は淋巴腺です。それから第三は前頭部です。ここで霊が踊るのです。前頭部のときは眉間からこの奥と思ってやれば良いのです。その次は脳天の奥のほうです。だいたいこれだけをやれば精神病は必ずなおります。それから延髄でも、右のほうの固まりは不眠の固まりです。左のほうの圧迫は頭がボーッとするのです。そういうように知っていると良く分かります。
私は「日本人は全部精神病だ」ということをいつか書いてありますが、それで発作的の精神病はほとんど全部がそうです。だから自分にそういうことがあっても悲観することはありません。総理大臣の吉田さんが馬鹿野郎と言いましたが、これは発作的の精神病です。後で吉田さんは「どうしてあんなことを言ったりしたか」と後悔しているに違いないです。そこで、興奮してお腹にいたのがパッと来るのです。それで総理大臣をやってやろうというわけでやったのですが、総理大臣でさえ精神病になることがあるのですから、ふつうの人はなんでもありません。ただ問題は回数ですが、総理大臣あたりになると一年に一度か二度ですが、一般の人は月に一度か二度です。それからヒステリーになると一日に何回もやりますが、ヒステリーといっても女ばかりではないので、やっぱり野郎もヒステリーになって、それで妻君がヒステリーになるのです。「コン畜生、馬鹿にしてやがる」と興奮して妻君をやると、妻君は「どこが馬鹿野郎ですか」ということになって、結局両方です。そのときが一種の精神病になっているのです。ただふつうの人は続かないのです。何分とか何秒です。重いのになると何時間もやりますが、しかし毎日はありません。毎日やれば本当の精神病です。だからぜんぜん精神病でないという人はありません。それは私にはありません。知っているから自分でちょっと押さえます。それからもう一つは、精神病ではないが、腹とかを押さえたときに、後気持ちが悪いことがあるでしょう。そのときは、鳩尾<みぞおち>を浄霊するときっとなおります。それで前頭部と鳩尾で天地になってます。私もやっばり腹も立つし気持ちの悪いことがよくありますが、そういうときは鳩尾を浄霊すると必ずなおります。やはりこれが頭に関係あるのです。これが始終モヤモヤしていると、頭もやっぱりおもしろくなくなるのです。そうすると精神病やヒステリー的のことが起りやすいのです。ですからそういうように、急所を知っていれば精神病をなおすこともわけないし、自分がなる危険もないわけです。これは非常に肝腎なことです。肺病は再浄化の人などでも体が衰弱するために一〇〇人に一人は死ぬということがあるが、精神病はそういう憂いはなくて、みんななおりますから、これは大いに自慢してもよいです。それで精神病だけは手がつけられません。肺病などは気胸療法とかいろいろなことで、なおすのにごまかせますが、精神病は、ごまかすことができないのです。一時的でも止めるということはできません。ただ強い薬でおとなしくさせるくらいのものです。しかし精神病をおとなしくさせる薬は、足が痺れて動かなくなるのです。私は精神病院に行って見たことがありますが、必ず足が動かなくなります。これは歩けなくすれば乱暴の危険はないから悪くはないです。だから頭のはうははっきりしていて、足のはうは歩けないというのがよくありました。そういうようで、浄霊でなおすということは、すばらしいものです。ところがその急所を知らないで頭をやっても、もっともたいてい頭ですが、それだけでは本当になおりません。骨を折ります。
△御講話おわり△