昭和二十八年 四月一日 垂録19 (8)

〔 質問者 〕四一歳の男、約一〇年前に入信しており、その前に蓄膿で手術し、その前より目の先に小さい豆粒のような玉が両方に一つずつ黒い玉になって見えており、お道にはいり三年ほど続いておりましたが、最近は二、三寸くらいの蛇になって見えるそうでございます。手術のときの強い注射などの関係で現在鼻茸が出ております。これは霊的でございましょうか、薬毒のためでございましょうか。

【 明主様 】目の見え方によります。目の玉にちょっと斑点のようなものがあって、それで始終見える場合は、目の玉はなんともなくて、ただ単純に。

 

〔 質問者 〕目の玉にはなんにもありませんようです。

【 明主様 】しかしそれは分かりません。両方の目ですね。おそらく両方の目の奥です。手術をしたときに薬毒が両方の目の奥に固まっているのです。蛇ははっきりしていないのでしょう。蛇といっても決まって見えるものではありません。いろいろに変化します。

 

〔 質問者 〕文政当時に先祖が稲荷を祀り、その屋敷はただいまの家から半町の所で現在畑になっております。稲荷は元の屋敷に石の祠に祀ってあり、月に一回命日のようにして供物をしております。最近その畑をいじったりしますと手足が痺れます。いかがいたしましたらよろしいでしょうか。

【 明主様 】自分の家の屋敷に祀ってやるのです。そうさせるためにいろいろと知らせるのです。その場合石の祠ではいけません。木でなければいけません。外郭は石でも良いが、中のお宮は木でなければなりません。龍神はかまわないが、お稲荷さんは嫌います。

「『御垂示録』十九号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p77~78」 昭和28年04月01日