昭和二十八年 四月一日 垂録19 (7)

〔 質問者 〕一四歳、七歳、二歳の三人の子供がおります。家計は苦しいのですが、後妻をもらうまでは子供は人にやりたくないと言っているそうでございますが。

【 明主様 】二歳の子供はやりたくないというのですか。

 

〔 質問者 〕さようでございます。しかし信者の人になら差し支えないと申しておりますが、いかがでございましょうか。

【 明主様 】それは信者でないほうが良いでしょう。

 

〔 質問者 〕信者でない人は薬を服ませるから、それが忍びないと言っております。

【 明主様 】しかしすべて信者の中でどうこうということは本当ではありません。そうするとやっぱり小乗的になってしまいます。ある一つのグループに固まってしまうことになります。それよりも拡がったほうが良いのです。ですから信者でない人にやって、そこの家を信者にするというのが本当です。それもこれも事情によります。相手はまだ信者にはなっていないが、立派な人で将来神様の話が分かる人だというような所ならやっても良いです。ただ、なんというか、虫が好かないというのは止したほうが良いです。先方によります。信者と限らなくても良いのです。

「『御垂示録』十九号、岡田茂吉全集講話篇第九巻p76」 昭和28年04月01日